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コラム - 202509のエントリ
西新宿“成子天神社”の紹介
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1. 地下鉄丸ノ内線「西新宿駅」は、毎月、一度は利用させてもらっておりますが、北側に出たことはありませんでした。
南側は、東京医科大学病院、新宿アイランドタワー、東京都庁、ホテルなど仕事関係だけでなく、用事は多数あります。有名な施設が多数あり、降りて不満に思うことなどありません。私が新宿に来た頃の面影など残っていないと言えます。
一方、北側は昔のままではないかと思い、今回、尋ねてみることにしました。
そのきっかけは、新宿区の発行する情報誌「成子天神社」の紹介文です。
「大正9年(1920年)、境内の小山に富士山の溶岩を使って築いた富士塚。江戸時代から庶民の間で富士信仰が盛んだった。」とあります。私は富士の山に憧れを持っております。
さすがに富士山は見れないだろうが、それに関係する歴史的な遺構等が見られるのではないかと期待が高まりました。
2. まだ暑い午後、西新宿駅の北側の歩道に出ました。
何時も降りる青梅街道の北側です。やはり西側と比較して歩く人も多くありません。でもコンビニやホテルの建物など東京の街道筋として普通の状況でしょう。100メートルちょっとで成子天神社の入り口に着きました。標識が出ているのですぐ分かるのですが、驚いたことに、この参道の長さです。200メートル程 もあるのではないでしょうか?
参道も広いです。しかも参道の脇に、料理屋さんまであるのです。いい気分で歩きました。神門をくぐると、弁財天など次々と神社があります。珍しいですね。やっと本殿に到着して、お参りしました。ところがまだ奥に北参道が続いているのです。奥には浅間神社がありました。浅間神社には富士山の神さまが祀られているとのことです。
その手前が私の目的地“富士塚”です。「大正9年、富士山の溶岩が運ばれて作られた」と事前学習しておりましたので、大変な期待をもって登りました。
入り口の表示に「標高12メートル」と書いてあり、がっくりしました(殊更、書かなくていいでしょう)。周りはマンションだらけで眺めはよくありません。山の「てっぺん」に立って、富士山の溶岩が固まってできている真ん中にいるのだと感傷に浸りました。
3. 帰り道は更に北側に出て「職安通り」にぶち当たりました。
青梅街道よりも広いのですが、人も少なく何も見るものはありません。マンション群の真ん中という感じです。少し“うろうろ”しましたが喫茶店もなく、高層マンションに遮られて視界もききません。
面白くもない、と元に戻ることにしました。
ここで驚きました。高層マンション軍の中で迷子のようになりました(本当に高いマンションに囲まれて先が読めないのです)。
とにかく西新宿方面に歩き出しましたが、外人の多いことに驚きました。それも南方方面の方のようで、この近くのマンションで生活されているのでしょうか?ブラブラされたり話をしていたりで、歩いておられない方が多く、驚きました。
新宿の一等地に住んでおられるのですね?
4. 私は、古い神社やお寺が好きです。
このコラムでも何度かお寺様を題材にさせていただきました。
でも、今回の成子天神社の広さには驚きました。新宿の真ん中に、こんなに広い神社があることには驚きです。しかもお参りする参道に料理屋まであるのです。
参道を挟むようにして道が出来ているのですが、その広さが余裕を感じさせます。
富士山の謂れがあまり感じられないのは残念ですが・・。
5. 今回も、新宿の素晴らしさの紹介です。
私自身、新宿にこんなところがあるのかと驚いた成子天神社の紹介です。