新宿の顧問弁護士なら弁護士法人岡本(岡本政明法律事務所)

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コラム - 所感カテゴリのエントリ

1.      前回の新宿歴史博物館の紹介の最後に、次回は「お岩稲荷さんを詣でたい」と書きました。

当時、須賀神社の場所の地図を見ていて、直ぐ近くの場所に「田宮稲荷(お岩稲荷)」と記載があることに気づきました。「この記載は何だろう」と不思議に思い、「お岩幽霊と関係があるのかな?」と思った程度でしかなかったのです。
その記載からは、あの有名な幽霊「お岩さん」を祭る神社とは想像ができませんでした。
新宿区の発行する観光案内書でも、お岩稲荷さんの紹介はありません。四谷区民ホールにも数えきれないほど行っておりますが、それらしい情報に接したことはありませんでした。
このような状況ですから、これまで四谷怪談の情報は目に入ってきませんでした。

2.      大分昔のことになりますが、歌舞伎で「東海道四谷怪談」が演じられ、私の記憶に鮮明に残っております。

主人公であるお岩さんという女性は、顔面の半分ほどが醜く腫れあがっており、そのお岩さんが、いろんな事件を起こすという怪談話でした。お岩さんの顔だけが鮮明に記憶に残っております。
この怪談話が、この四谷の神社である、この場所で起きたということになっているのですから驚きました。その話の主人公についても、ネットに詳細に書かれておりました。昔の話を思い出しながら、楽しく読ませていただきました。

3.      そこで、早速、お岩さんを祭った田宮稲荷さんと陽運寺(それぞれにお岩さんが祀られている)を訪問させていただきました。そこで意表を突かれた複雑な気持ちになりました。

あれだけ世間を騒がせたお稲荷さんにしては驚くほど小さな神社とお寺なのです。神社とお寺の場所を探すのも大変でした。車が通れないほど狭い道をやっと見つけて辿り着きましたが、狭いお寺と向かいに小さな神社が建っているだけです。ネットでは見物客が多いというように書かれておりましたが、見物客は私一人だけでした(通行人がいる程度です)。

随分期待して見物に行ったものですから、「期待外れ」でがっくりしました。
前回、紹介した須賀神社と比較せざるをえません。確かに須賀神社は参道も広く、建物も豪華で立派でした。参道も高低差があり、お参りをしているとの実感がありました。

でも新宿区も、お寺や神社の関係者の方も、もっと工夫をした宣伝ができるはずです。須賀神社は一目で観光客とわかる人々でごった返していました。観光案内のような人もいましたから、売り込み方の違いと言わざるをえないでしょう。

4.      新宿のこの地に居ついて随分になります。

昔は仕事も忙しかったし、町のあり方について関心を持つほどでもありませんでした。
でも最近このコラムを書いていて、良い場所に事務所を構えたなと満足しております。少し歩けば新宿の繁華街に達します(ただ歌舞伎町は物騒ですから気を付けないと・・)。
そもそも町が変わったなと感じることは超高層ビルの増加です。
新宿区役所の皆さんの努力のおかげでしょうか。公園も、かなり増えました。
昔、お尋ねした裁判所関係の宿舎も、さくら公園に変わりました。週に何回も通り過ぎる花園公園も心をなごませてくれます(桜の木が凄かったのですが、手入れ中で、様変わりしそうです)。そもそも新宿御苑の木々は何時でも見ることができます。それだけでなく木々の下を歩くことも容易です。
今日は、昼食に四谷区役所区民センターの9階にあるモスバーガーに行ってきました。
ハンバーガーを食べながら新宿御苑の木々の色づくさまを堪能してきました。眼下にうっそうとした森のかたまりが一杯に広がっています。遠くには渋谷のビル街も見られます。森とビルの重なりが素晴らしいのです。

5.      季節の変わり目です。

黄色く色づいた木々や、茶色の葉っぱと重なる緑の雲海を見られる絶好の毎日です。

 

何度も繰り返しておりますが、是非新宿御苑に足をお運びください。そして当事務所にお立ち寄りください。 
 
 
 

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1.     新宿歴史博物館は、四谷駅と地下鉄丸の内線四谷三丁目駅の間にあります。今回、地図を頼りに、地下鉄四谷三丁目駅から歩いて行きました。私の事務所近接の駅「新宿御苑前駅」の隣の駅なのですが、あんまり降りたことはありません。でも四谷三丁目駅を降りて歩いてみると、見たいところがどんどん出てきます。
 先ず私の友人の法律事務所が駅の傍です。長い付き合いですが、最近お会いしていないので、懐かしくて訪問しました。新宿通りに面したビルですが、留守にされており、本当に残念でした。
 前々から、一度行って見たいと思っていたところが、駅を降りたすぐ傍、食事の店が立ち並ぶという荒木町です。最近はあまり聞きませんが、少し前までは荒木町の飲食店通りがよく話題になりました。昔から、是非寄りたかった地区だったのですが、今回、お腹が空いていないこともあり、見送りました。
 四谷では有名な須賀神社も途中ですが、ちょっと遠そうなので、後日、再度行くことにして止めました。須賀神社はこの地域の名前になっているほど(須賀町)有名です。

2.     新宿歴史博物館までは、入る道路を間違えたため、少し迷いました。着いてから地図を見ましたが、なんで迷ったのか不思議でした。新宿通りから靖国通りに向かって、少し開けた道があります。しかも石畳道路なのですから迷うほうがおかしいとも思いました。
 でもネットには分かりにくいという評価も出ておりました。確かに博物館というような皆の訪問する公共施設が設けられる立地条件ではないです。一般の民家が立ち並ぶ住宅地域のため、分かりにくいのですね。
 少し離れたところから見ると、建物も博物館という感じではなく、3階建ての事務所ビルの感じです。近くなって初めて、やっと博物館に着いたと感じました。地下一階にある中庭が絶景なのですが、建物の外側から見ると一般住宅の中庭という感じで、建物の中から見る風景とまるで別物です。

3.     入場料を払って入館し、展示物を見て驚きました。入ってすぐのところに、数十年前、私の育った実家と全く同じような建物が建てられていたのです。
 古い瓦葺き屋根や柱、壁の材木等、昔を思い出すのに十分な古さのある建物でした。私の家では蔵も据え付けられておりましたが、規模は小さくても雰囲気が似ているのです。中を覗きますと、私の実家の昔と似た雰囲気の畳やタンス等が置かれています。「あんな居間で生活していたよな」と感慨にふけりました。
 つまり新宿歴史博物館は昭和の初めの様相を復元しているのですね。 かなりの時間、家の中を覗いていたように思います。著名な作家の紹介よりは、私の気持ちに寄り添う展示物でした。
 夏目漱石等の有名な方たちの鑑賞も適当になった感じがします。当然、昔、町の中を走っていた電車の据え付けにも関心が行きませんでした。
 特別費用として支払った展示物も完全に忘れてしまっており、紹介できません。

4.     地下におりると驚きました。地下の中庭は絶景です。
 私は、その庭で遊ぶ猫を見て大喜びしました。本当に可愛いのです。見ているだけでは不満になり、庭に出て行くためにドアを開けようとしました。ところが人に懐いていない猫なのでしょうか?直ぐに逃げて行ってしまったのです。残念でした。
 博物館から帰る際、猫の逃げた坂を見に行ったところ、小さな住宅の並ぶ街並みに驚きました。公共施設なのですから、もっと良い場所を選ぶべきなのでしょう。

5.     違う日ですが、コラムを書くため須賀神社にも行ってきました。
 新宿通りから、中央線信濃町駅方面にかなり入らないと行けません。普通の住宅街をかなり歩きました。須賀神社の案内版がないと諦めてしまう位の距離です。
 着いて驚きました。大きな神社が普通の住宅街(四谷のど真ん中と言ってもいいのですが)に鎮座しているのです。参拝者がかなり多かったのですが、外国人の観光客の多さにも驚きました。普通の街中のように考えておりましたが、著名な観光地なのですね。坂にある石段に観光客の方が多く群がっておられ、占拠のような状況になっており、通るのに苦労しました。
 四谷の街中に観光場所があることに驚きましたが、もう一度、ゆっくり参拝したいと思います。その際には、近くにあるお岩稲荷さんにも詣でたいと思います。

 

 



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内藤新宿の太宗寺

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所感

1.     今回は、当事務所の近くにある「太宗寺」というお寺を紹介させていただきたいと思います。

実は、当コラムで、何度も「太宗寺」に登場していただきながら、本当に不十分な紹介に終わっていました。そもそも、太宗寺は、当事務所の近くにあり、30数年前から何度も訪問させていただき、相当に慣れ親しんだ場所でした。「あって当たり前」のような気持ちから、きちんとした紹介ができていなかったのですね。
申し訳ない気持ちで一杯です。

2.     太宗寺を訪問されると、その庭の広さに驚かれるでしょう。

新宿の一等地に占める、これだけの広さは、お寺にしては勿体ないという気持ちを持たれるかもしれません。
私の大学時代の友人で作家を業とする者から、“太宗寺を見たいので案内してほしい”という希望があって、お寺まで案内したことがあります。彼は、長い時間、入り口に入ってすぐ立ち尽くしておりました。その後、彼はすぐ近くの天龍寺も見たいとお願いしてきたため、一緒に新宿駅の隣に位置する高島屋の近くの天龍寺にも行きました。私は、お寺に関心もなく、天龍寺に行ったこともなかったのですが、二つのお寺は、きっと有名なのでしょうね。
天龍寺も庭の広さはすごかったし、落ち着いた雰囲気でした。でも、太宗寺の庭を飾る地蔵菩薩像、奪衣婆像等を思い出すと、やはり“太宗寺は凄いな”と思いました。 

3.     太宗寺は新宿2丁目にあります。

私は、新宿2丁目という場所に多少の偏見があるのでしょうか?
大昔の学生時代には酒を飲みによく来ましたが、大学のあったお茶の水と違い、ちょっとした冒険に来たような感じでした。柄も悪く、暴力沙汰になったこともあります。下品な言葉を使って申し訳ないのですが「おかまの町」という認識でした。江戸時代、宿場町として開発されたことから、そのような場所であったことは認識しておりました。四谷大木戸として紹介のされている石碑も何度も見てきましたから、二丁目の意味はよく分かっておりました。でも、最近は、散歩をしていても普通の町という感じで、昔のような変な場所という感覚はありませんでした。
今回、コラムを書くにあたり、ネットで新宿二丁目と引いて認識不足であることが分かりました。なんと、アジア最大の「ゲイタウン」として紹介されているではありませんか。確かに歩いてみると変な商品を扱っている店がありました。ゲイショップというようです。数人の男の子が騒いでいるのも見ました。店に入ったりして、腰を据えて観察すればいいのでしょうが、私にはできません。
太宗寺の紹介に戻りたいと思います。

4.     お寺に入ってすぐ右側に大きな「地蔵像」が建てられています。

見上げるような形の銅造りの「お地蔵様」です。赤いエプロンを着けていて威厳がありますので、つい拝んでしまいます。
正式には「銅造地蔵菩薩坐像」と言うそうです。背景のマンションの赤茶けた色と違和感がないのが不思議です。江戸時代に建てられたものだそうで、「江戸六地蔵」の一つと言われていると勉強しました。品川区にある「品川寺」、台東区にある「東禅寺」等の六ケ所にあるそうです。江東区の「霊厳寺」には行って、見てみたいです。
菩薩坐像の後ろを振り返りますと、お寺や銅像等が建っているのが見えます。
最近、お参りに行ったのですが、昔居た猫がいないのでショックを受けました。以前は、猫が寝転んでいたり、歩き回ったりしていました。入苑する私に顔を向けてくれ、嬉しかったものです。私は出迎えてくれる猫達と一緒にベンチに座って庭を見つめているのが大好きでした。そう言えば座るベンチもありません。
行政の指導によるものでしょうか?嫌な方針転換ですね。

5.     今回、お寺の受付に行って、太宗寺の案内書をいただきました。

菩薩坐像の他に、奪衣婆像、閻魔像等の名前を知りました。ところが私の好きな塩かけ地蔵の案内には驚きました。
紹介しますが、短いです。「願掛けの返礼に塩をかける珍しい風習のある地蔵尊です。造立年代や由来については、はっきりしません。」とあるのです。びっくりしました。長い年月、何も知らないで拝んでいたのですが、それでよかったのですね。
このお地蔵さまは体中だけでなく、頭まで塩をかぶされ、全てが銀色に輝いでいます。私と同じくらいの大きさの地蔵様なのですが、見ていると気持ちがいいのです。
塩かけ地蔵を見て帰るというのが決まりでした。

6.     今回は、直ぐ近くにある太宗寺の紹介ですが、何かすっきりした気持ちになりました。

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1.     今回も新宿にある著名な施設を紹介させていただきます。
前回、紹介した「新宿御苑」から歩いて、ほぼ10分程度の場所にある新宿駅に付属した「バスターミナル新宿」です。
この施設を知ったのも、前回の新宿御苑にある旧御陵亭・台湾閣を知ったきっかけと同じく、古本屋さんで小説「バスクル新宿」(著者・大崎梢)という本に出合ったからです。
この本は、バス発着場での人々のめぐり逢いを描いた著作です。バス発着場という偶然に出会う人々の刹那の交友が切り取られ、それを物語にするという考えられない作品です。
非常に面白かったのですが、「バスタ新宿」という本小説の舞台に魅了されました。私は、そのような有名な施設が、私の傍にあることすら知りませんでした。早速見物に行きましたが、確かにすごい場所でした。

2.       「バスタ新宿」は、2016年、新宿駅の周りに点在していた高速バス乗り場19か所を一か所に纏めたものとして建設されたそうです。
一日最大1625便、バスの向かう先は39都道府県・300都市というのですから、新宿発のバスが日本の大方の場所を走っていることになります。「バスタ新宿」のバス停車場は15か所と聞きましたので、見に行ったのですが、発着場は広すぎて確認のしようがありません。
そもそも「バスタ新宿」に行き着くまでに相当苦労しました。
一度目は新宿駅の正門である中央口を出て南に歩いて行ったのですが、「バスタ新宿」の建物に行き着きませんでした。「バスタ新宿」は甲州街道に面して建っているのですから、新宿駅中央口からは2階と同じことになるのですね。
2回目は、事務所から歩いていきました。高島屋の手前「ミライナタワー」に邪魔されて、どこから「バスタ新宿」に入ればいいのか?困りました。皆様!ネットの紹介記事にありますように新宿駅の南口から行くのが一番分かりやすいのです。

3.     建物の内部は本当に広い!
3階と4階がバスの発着場になります。
見学に行った時には、5台ほどバスがいたと思います。しかし広すぎて「ただ車が止まっている」というような感覚しかなかったです。
バス乗降客のベンチは、かなり置かれているのですが、あまり座っている人はいませんでした。出発する方のベンチには多少座っている人はいましたが、少数で違和感があったほどです。
4階の待合室に入って驚きました。かなり広くて、多くのベンチが設置されていました。この待合室を利用する人が多いのですね。小説では、このような描写がなく、単にベンチとの表現が多かったので戸惑いました。私も座ってみたのですが、座るとかなりの広さの待合室だと感じられました。
土産物売り場等があって乗客に配慮した待合室です。

4.     小説「バスクル新宿」(著者・大崎梢)の紹介もしましょう。
私は、第一話「バスターミナルでコーヒーを」が好きです。
山形から新宿までのバスの旅の話です。
バスに乗り合っただけの人達ですから面識がないのは当然です。しかし、乗車席にどんな人が座っているかは自然に気を配るものだと思います。私でもそうですから皆様も同じでしょう。新宿に行く途中のサービスエリアで乗降する人達の中で戻っていない人が出れば気になるはずです。置き去りにしたのではないか?と思いますよね。バスの中の空いた席の状況から気にしてしまうでしょう。
このような状況を小説の題材にしているのです。本当に事件とも言えない平凡な生活の断面を題材にしているのです。読んでいるときには、それなりに面白かったのですが、このように書いていますと「なんと平凡な話だ」と驚いています。面白い小説を書くというのは大変なことなんですね。

5.     最後になりましたが、バスタ新宿に是非一度行ってみてください。
私も三度目の訪問をしたいと思います。感じ方に変化があったらショックですね。

 

 

 

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1.     前回、当事務所の傍にある「新宿御苑」を紹介しましたが、掲載した直後、新宿御苑にある「旧御凌亭・台湾閣」を舞台にする小説に出会いました。
事務所で「疲れたな」と思う時、靖国通りにある古本屋に行くことがあります。100円程度で文庫本が買えるのですから、新本を売る紀伊国屋に行くより得をすると思うからです。

 なんと、そこで新宿御苑の案内図が冒頭に掲載された小説を発見しました。著者は大沢在昌氏で、「毒猿 新宿鮫�供廚箸いΨ沙�ものの小説です。20年程前に著作された小説で、新宿鮫シリーズのものでしたが、さっそく購入しました。

 大分前に発行された小説でしたが、私にとっては本当に新鮮でした。

 本小説は「旧御凌亭・台湾閣」を舞台にして、台湾から潜入した殺し屋と、警察とが対決する捕り物帳でした。休園中の新宿御苑に塀を超えて侵入する場所の選択や、目印もない小道が正確に引用され、闘争の場所として選択されている内容に驚きました。

千駄ヶ谷門の近くを歩いたことがあるのですが、御苑の塀が直ぐ傍にあることに驚きましたが、大沢氏もこれを利用され、侵入場所として選ばれたのだと思うと驚きです。

小説としても面白かったのですが、台湾閣の詳細が正確に紹介されていてショックでした。

 

2.     前回、新宿御苑公園とのお付き合いは長いと書きましたが、残念です。30年以上のお付き合いの中で台湾閣を見に行った記憶はあまりありません。1度か2度程度のものと思われます。
 台湾閣は、新宿駅近くの正門から入園しますと、南側に大分入らねばなりません。千駄ヶ谷に近い場所といえます。私は、事務所が大木土門の近くであるため、正門の利用が少なく、池に着いても、亀や、ゆっくりと泳ぐ鯉を見ると満足して休憩所に入ってしまいます。こんな理由で、台湾閣まで足を延ばせなかったのでしょうね。

台湾閣は、昭和天皇の御成婚記念として、1927年(昭和2年)に建てられた台湾風木造建築で、東京都選定歴史的建造物に指定されています。台湾閣と反対の北側にある天皇や皇族の休憩所である「旧洋館御休所」と比較して、池の傍に建てられているだけでも見る価値があります。

3.     今回、二度も台湾閣を訪問しました。

一度目は、大木土門から入園し、「中の池」の橋を渡って台湾閣に行きました。台湾閣の見晴らし台に直接着いたのですが、見晴らし所は狭くて感動するほどではありませんでした。この道は、大沢在昌氏の小説に登場するルートでしょうね。

何となく不満だったことから、再度、正式なルートである正門から入ることにしました。

正門から南に休憩所を通り、池にぶち当たるように歩きました。

池までには休憩所があり、そこでケーキを食べたりして南下しました。池にぶち当たり、正面に台湾閣を見て驚きました。池の傍に2階建てになった「台湾閣の見晴らし台」が絶妙にマッチして絶景なのです。特に池とともに見る「見晴らし台」の絶景に驚きました。

見る位置によって、こんなに見え方が変わるとは思いませんでした。確か一度は見る価値がある風景です。

 

4.     私は、昼食をとる際、新宿御苑の傍に立つ四谷区民ホールによく行きます。ここには図書館もあり、昔は調べ物をする際に良く利用しました。最近は図書館にはあまり行かなくなりましたが、九階のホットドッグ店には良く行きます。

   ここからは、新宿御苑の入り口が見えるのですが、西洋庭園の一部も見えるのです。渋谷方面のビル群も見え、素晴らしい眺めです。

昼食を取りながら、新宿御苑の散歩も兼ねているのですから本当に便利です。ただ御苑の中で大きな木を見上げる素晴らしさがないのが不満です。種々の草花に直に接する機会も欲しいのです。

しかも御苑の中では、鳴く鳥も、休憩する亀も、のんびり泳ぐ鯉も見られるのですから・・・

 

5.    今回も、新宿御苑の素晴らしさの紹介です。

再度申し上げます。

皆様、新宿御苑においで下さい。

そして、当事務所にお寄り下さい。

 

 

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1.      当事務所の会議室の窓から、公園である新宿御苑の緑が少しだけ見えます。当事務所は、新宿通りに面しておりますが、新宿御苑公園に近接しております。事務所に来ていただく際の丸の内線の駅の名前が「新宿御苑前」ですから、皆様、当然御存知のことだと思っておりました。ところが、“新宿御苑に来ても、親族である私の事務所は訪問しなかった”などという話は本当に何回も経験しました。「どうして尋ねてくれないの」と何度も言いました。
 今回は、新宿御苑の紹介を兼ねて、私の新宿御苑に対する思いを紹介させていただきます。

2.     新宿御苑公園とのお付き合いは、この地に事務所を構えてからですから、30年以上になります。事務所から正門までは、多少時間がかかりますが、大木戸門には5分もかからないでしょう。
 大木戸門を入ったすぐ先の大木戸休憩所に座って玉藻池を眺めていたのは数え切れないほどです。疲れたり、少し心に余裕が欲しいなと思ったりしますと、そこから池を眺めておりました。水鳥が遊んだりしているのを見ていると、理不尽なお客様とのやり取りも“どうってことはない”と感じられました。そこから池に降りて池を横断し、森の中に入ると、別の世界に入ったように感じられたものです。
 また、この池が、江戸時代の高遠藩内藤家の領地のようになった経緯として、徳川家康に由来すると知って驚きました。家康が内藤氏に対して、“馬で走ってこい、その走った分をお前に与える”と言ったというような話も、その頃何かの資料で読みました。その流れで、この地域の領主が内藤家にあると知り、内藤氏の墓所である「太宗寺」にも何度も行きました。内藤氏の墓所が観光資源としては物足りないと感じたこともありました。従って、お墓参りのようになりましたが、猫のいる寺として有名ですので、猫を見に行ったことにもなりました。

3.     正門付近も随分変わりました。
 高島屋方面に抜ける高速道路風の歩道は、まだ1回しか歩いたことがないのは残念です。でも新宿御苑の樹木を左手に見ながらの散歩は素晴らしかったです。
 ところで、その時に気づいたのですが、都立新宿高校の建物も変わりましたね。高等学校はいいのですが、そのすぐ先の神社はそのまま残っているのでしょうか?新宿三丁目駅方面から歩いて正門に出るのが通常のルートで、神社はその傍ですが、この近辺の整理がどこまで進んだのか最近確認していないので心配です。大分前になりますが、お賽銭をお入れしたのを覚えているくらいですから、気になります。

4.     2週間ほど前、用事があって正門のすぐ傍を通りました。
正門には溢れるほどの人で行列が出来ておりました。正門から観光客があふれ出ておりました。桜見物なのでしょうが、これでは人見物になってしまうと驚きました。しかも外国人が多く並んでおられ、正門が遠くて見えないほどの人だかりでした。驚いて事務所の先生に報告したくらいです。
 正門を入ってすぐ近くの樹木はかなり貫禄があって、私の頭の上を覆いかぶさるほどのものであったことを記憶しております。これらの木々が桜であったなら、素晴らしいでしょうね。正門から入る場合、種々の木々を鑑賞するのが正常な観光でしょうが、木々の名前を知らなくとも圧倒されました。今回、コラムを書こうと考えたなら、正門も訪問しないといけないと反省しております。でも正門の近くには食事所や休憩所があって、一人で行くのはもったいないと思います。
 ところで3年程前のことを思い出しました。弁当というのか食事処の値段があまりにも高いと事務所の先生に報告したことを覚えております。これだけ人気なら仕方ないのでしょうかね。

5.     私は、広々とした広場に座るのも好きです。多くの人が、ビニールを引いて、その上に座り、談笑されたり食事をされたりしておられます。昔、事務所の皆様とビニールを引いて食事をしたことも思い出しました。懐かしいですね。
 新宿御苑は本当に広くて、遠くの木々を見ていると私の故郷を思い出します。私は田舎の生まれですから、木々に囲まれて育ちました。山に囲まれた田舎の育ちですが、平野のようになっている場所での木々の鑑賞は新宿御苑だけです。
 広々とした緑の中で、代々木方面の高層ビルを見ながら、ボウと座っているのも心の洗濯に大変いいと思います。
 もっとお伝えしたいのは池からの風景鑑賞です。池がかなり遠くまで続きますが、池の中にかけられた橋から遠くまで続く池の風景は絶品です。何枚も写真にとっております。池には鯉や水鳥がいて、それも面白いです。池の風景は最高です。

6.     今回は、新宿御苑の紹介です。
皆様、新宿御苑においで下さい。
そして、当事務所にお寄り下さい。

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1.     今回の題名には本当に悩みました。納骨堂で“寛ぐ”など不謹慎だと言われても、それはそれで当然のことでしょう。最近、頻繁に不幸に接し、何度か納骨堂や火葬場に行くうち、そのロビーから見える広々とした近隣の景色に何故かホッとする気持ちを感じたのです。多少ではありますが、寛ぎの気持ちを感じた状況に自分でも不思議に思いました。

これらの施設では多少時間がかかることは当然ですから、その間、ロビーに座って、外に広がる周囲の景色を見ているしかありません。周りを取り囲んだ山や、その下の人家や田地や川を見ているうちに、落ち込んだ気持ちから、多少寛ぎの気持ちが湧いてくることに気づきました。本当に周囲の眺めがよく、その自然の中に人の生きている気配が漂ってくるのです。

2.     早速、納骨堂や火葬場に関する法律の調査を始め、「墓地、埋葬等に関する法律」(昭和23年法律第48号)を読みました。規定は、たった26条しかないのですが、丁寧な規定の仕方に感心しました。

第一条「目的」の項は次のように規定されています。
「この法律は、墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬等が、国民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衛生その他公共の福祉の見地から、支障なく行われることを目的とする。」
第二条では「火葬」、「改葬」、「墳墓」、「墓地」、「納骨堂」、「火葬場」等の定義があり、国民の宗教感情等に配慮しながら、施設の設置には都道府県知事の許可を軸にしております。

3.     次に、納骨堂の経営の許可に関する最高裁判決(令和5年行ヒ150号 令和5年5月9日付第三小法廷判決)を見てみましょう。納骨堂や火葬場の多くが、市街地から多少離れて建築され、建物の周囲が開けた場所に設けられている理由が分かります。

事案の要旨は次のようなものです。
大阪市は「墓地、埋葬法等に関する法律」を受けて「大阪市墓地、埋葬等に関する法律施行細則」を定めております。その内容によりますと、市長は、上記墓埋法10条の規定による納骨堂の施設の変更等の許可申請があった場合、当該申請の墓地等の所在地が、学校、病院及び人家の敷地から概ね300メートル以内の場所にある時は、当該許可を行わないものと規定しています。しかしながら、但書きで、市長が、当該墓地等の付近での生活環境を著しく損なう恐れがないと認めるときは、この限りではないと規定しているのです。
上記解釈を前提にして、本件納骨堂から100メートル以内に居住する住民から、本件の大阪市長の許可の取り消しを求める訴訟提起がなされた事案です。
上記最高裁判決は、周辺住民の原告適格は認めましたが、大阪市長の許可については是認した判決となりました。
取り消しを求める原告適格が争われた事案でしたが、納骨堂や火葬場等の場所決定について大変勉強になりました。良いタイミングで最高裁の判決に遭遇したことになります。
でも現場に行って周辺環境を勉強もしないで判例を紹介することには忸怩たる思いがあります。問題となっている納骨堂で「寛ぎの気持ち」が味わえるかどうか、実地調査をしたくなりました。

4.     これまで、納骨堂や墓地等の存在が原因で、紛争になるなど考えたこともありませんでした。寧ろ、寛ぎの場所として争いごとから回避されるものとして考えていたように思います。

ところが、本コラムにおいて何度も紹介してきました濱嘉之氏の小説「プライド 警官の宿命」、第二巻となる「プライド2 捜査手法」を読みますと、宗教施設である霊園用の土地が紛争の対象として問題となった事件も紹介されております。
その事例として、反社会的勢力が、東京と神奈川を間にする霊園用の土地を買い占め、様々な宗教施設や霊園を作っていることから発生した事件の紹介もありました。これに宗教に関係する組織がからむのですから、大事件に発展することは私でも理解できます。
この二つの小説は、警察の捜査手法や組織を詳細に紹介するものですが、小説というより事実の紹介という内容です(そうでなければゴメンナサイ)。
警視庁の組織構成や、捜査の仕方が事実に即して詳細に述べられております。特に、「プライド 2」の警視庁の組織の詳細な紹介には関心がない人には読み切ることが難しいほどの内容です。私は濱さんのファンですから、面白く読みました。警視庁の内部の様子や事件捜査の内容を知って驚いております(国や警察、特に警視庁と揉めないのか?などという感想は不要でしょうね)。 
納骨堂で感じた気持ちが、このように随分違った内容になったことに自分でも驚いております。

 

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1.    前回は、マンション管理の大枠について、事例をあげて説明しました。今回は、その続きとなります。
 意外と揉めた事案の紹介ですが、マンションに付属して設けられた駐車場を巡る案件です。
 随分昔の話ですが、大型マンションの建設に際して、規模の大きな駐車場が設定されていました。当時は車社会の少し前のことでしたから、駐車場に空きがあったのです。この駐車場が、近隣の車所有者の駐車場としても貸出しされていました。ところが、日本経済の爆発に際し、殆どのマンション入居者が車を利用するようになってきました。マンション居住者が、マンションに付随する当該駐車場を利用できないなんておかしいと苦情が出るようになるのは当たり前の話と考えられます。
 私は、管理組合から、今回開かれる管理組合総会が駐車場利用方法を巡って炎上しそうなので、弁護士として出席してほしいとの依頼を受けました。
 難しい問題は、駐車料金が外部貸し出しでは、入居者貸出より高額になっており、その収入が管理組合のためにも利用されていたのです。管理組合の打ち合わせ費用としても使用されておりました。これらの費用が管理組合の費用として利用されることに何の問題もないのですが、それが減少することは管理組合の理事者にとって大変な問題でした。
 入居者の主張も当然のことですから、総会は大変でした。

2.    振り返ってみますと、何人もの私の友人が管理人の仕事を行っていたことを思い出しました。
 私が受験した当時の司法試験は本当に難しい試験でした。3パーセント程度の合格率と言われた時代でしたから、管理人をしながら受験に挑む友人も何人もいました。
 受験との両立を考えると管理人は適当な職業だったのでしょうか?
 実は、友人が勤務する宿直室を訪ねたことが何度かあります。懐中電灯を持って見回りをしたり、箒を持って歩いたり、来客の応対をする友人の仕事を見ていると、「大変だな、自分は良かった」と感傷に浸りました。
 でも最近でも受験勉強との両立を考えて管理人をする人がいらっしゃるのです。管理人の現場を見る機会が時々あるのですが、そのような方々をみると「頑張れ」とエールを贈りたくなります。

3.    マンション管理人を辞めさせたいとの相談を受けたことも何度かあります。
 居住者から“管理人が業務をきちんとやっていない”として苦情が出ることも多いのです。“ゴミが散らかっている”、“ポストから郵便物がはみ出し、第三者が取り出せる”、“口の利き方が横柄”などという苦情が意外と多いのです。受験者のアルバイトのため、プロ意識が欠如しているせいでしょうか?
 横柄な対応も多くあるようで、管理組合も放置できなくなる事案もありました。受験勉強をやっているからというのは言い訳になりません。当方は弁護士ですから、何度指導しても業務が適正に遂行されないなら、解雇もやむをえないと応じざるをえません。
 管理人業務は片手間でやっているという管理人に味方するわけにはいかないのです。

4.    マンション管理人の論点に行き着きました。
 マンション管理人は立派な職業ではありますが、マンション管理人に特別の資格は不要です。しかし、マンション管理人に関連する資格の種類をお聞きになると、きっと驚かれる方が多いと思います。「管理業務主任者」、「マンション管理士」、「マンション管理員」等の資格があり、そのための試験があるのです。
 「管理業務主任者」、「マンション管理士」の資格は国家資格で、一般社団法人マンション管理業協会と公益財団法人マンション管理センターが指定試験機関となっております。
 「管理業務主任者」は、管理会社に所属し、マンション管理のマネジメントを行い、管理組合をサポートしたり、管理人を束ねたりするのが役割です。「マンション管理士」は、マンション管理のエキスパートと呼ばれる人たちで、マンションの管理規約や大規模修繕の計画を策定したりして、管理組合の立場に立ってマンション管理のサポートをする役割を荷っております。
 これまで上記試験についての詳細までは知りませんでした。でも友人が司法試験以外に上記の試験を受験していた関係で存在自体は聞いておりました。

5.    今回は、昔の友人を思い出す良い機会になったと思います。

 

 

 

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1.   近時、マンション管理に関する報道が多いですね。
新聞報道で多いものは、マンション管理に関する組合総会の議決権の不合理に関係するものが目につきます。
 「マンション管理適正化法の改正概要」が、その内容の中心ですが、その内容を分かりやすく言うと、マンションの共有部分の修繕や建て替えを容易にしようというものです。確かに、これまでのマンション管理組合総会の議決権の縛りは、きついものがありました。例えば、共有部分の修繕決議をするためには、これまで所有者の過半数の賛成が必要で、欠席者は提案に対して反対とみなしていますから、共有部分の修繕決議はなかなか難しいものがありました。
 タワーマンションでなくとも、部屋ごとに所有者がいらっしゃるとしますと、大変な数の所有者になります。しかも、その所有者の方が賃貸収入を期待される投資家であるとしますと、費用のかかる修繕議案なら欠席される確率が高くなるでしょう。
 相当、昔のことですが、共有部分である廊下の手すりが、壁の一部とともに破損した事案で、老人や子供が手すりに触ると危険な状況になっていたマンションがありました。居住されている人から、管理組合に修繕依頼をされていましたが、議決権数が厳しくて修繕が放置されている事案でした。その方は、管理組合総会に出席されて厳しく修繕依頼を申し立てされていましたが、それでも対応が不十分でしたので、当該マンションの管理会社である会社の株主総会にまで出席されて不満を訴えられたのです。管理会社も修繕すべきであると管理組合に申し出をされていましたが、その方が、上記返答に納得される訳がありません。株主総会は大荒れになりました。管理会社の要請で株主総会に出席していた私は、大変な思いをしました。

2.   今回のようなテーマですと、書くことが大変多いのです。従って、初回は、実際の管理会社の実務的な側面から紹介しましょう。
 管理会社は、マンションに常駐する管理人を派遣するのが通常でしょう。現場に常駐して日々の管理業務をするということは大変なことなのです。マンション居住者のために、マンションの入り口から郵便受け等をチェックすることなど常識でしょう。掃除をして、水撒きをしていたら、自転車に乗った通行人にかけてしまった事例がありました。内容証明で損害賠償を請求されましたが、そもそもマンションの建物内部の水撒きでしたから、謝罪をして済みました。
 マンションの建物内部の事案ということで思い出しました。
 当該マンションは巨大で、ビルの中ほどに潜り通路を設け、公園のようになった構造になっておりました。この通路に、近所の方が愛犬と散歩をされるたびに一休みされるのですが、居住者が、この犬に度々吠えられるという事案がありました。管理人は、近所の方に休憩しないでほしいと告げたことから問題が生じました。そもそも、この通路はマンションの居住者のための憩いの場所ですから、居住者でない方の愛犬の休憩場所とならないということで解決した事案がありました。
 本当に、近隣の方との付き合い方も問題になります。大きなマンションですから、植木も多く「葉を刈るように」などという苦情も多く、近所の方との関係から、随分前になりますが、カメラの設置を巡る紛争もありました。
 最近の問題ですが、この管理人の成り手が不足しているのです。厳しい労働に見合うだけの給与も低く、人材確保で苦労しているという新聞報道もありました。定年後のシニア世代の応募が減少しているとの内容でした。 

3.   管理会社の業務として、居住者の監督のような業務もあります。
 部屋の中で、犬や猫を大量に飼っておられる居住者がおられました。隣や下の居住者から苦情が絶え間なく、交渉をしても解決の目途が立ちません。管理費すら支払われなくなりました。裁判所の許可を得て立ち入り検査をした事例がありました。大勢で立ち入り調査をした際、窓から逃げ出す猫達を目撃して、複雑な思いをしたことが忘れられません。
 また、居住者との連絡が取れず、周囲から変な臭いがするという苦情もありました。警察同伴で鍵を開けて入室したことが何度もあります。管理会社の担当社員がどんどん入っていき、勝手に書類を見たりすることで注意したこともあります。事件の可能性があるから、現場の保存や、余計な指紋を残さないようにというような基本的な注意力がないことに驚きました。つまり、民間の管理会社ですから、事件或いは犯罪というような可能性に思い至らないのですね。
 次回もご期待ください。

 

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1.   本年、元旦の新聞で「自治体アンテナ店、初の減」という記事が掲載されていました。自治体アンテナ店とは(通常、「アンテナショップ」と言います)、日本の各地域での名産品が各自治体の創意工夫により、種々展示されているのです。各地域の宣伝活動を目的として経営されているのです。
 私の故郷である兵庫県のアンテナショップには、これまで何度も通っておりました。でも、これは、私の個人の趣味でしかないと思い、コラムの材料としては、皆様にあまり関心をもってもらえないだろうと勝手に考えておりました。
 ところが、日本弁護士連合会の今月のメールマガジンには、日弁連の副会長の方のエッセーが掲載されておりました。
 「旅先?美味探訪」と題して「東京に居ながら、各地の特産品を味わうことができる」という興味深い内容でありました。アンテナショップの紹介をされており、私と一緒だと嬉しくなりました。

2.   実は、私は、有楽町駅前「東京交通会館」にあった兵庫県のアンテナショップ「兵庫わくわく館」に行くのが趣味の一つでした。弁護士会館から歩いてもいける距離です。元気な頃は、弁護士会館から日比谷公園を横切って、何度も通いました。
 昨年の夏、病後の症状も改善し、久しぶりに弁護士会に行った帰り、有楽町まで足を延ばしてアンテナショップを訪問したのです。ところが、有楽町の駅を出たところにあった兵庫県経営のアンテナショップは閉鎖されてしまって無いのです。ショックでした。
 冒頭で紹介しました元旦の新聞報道によりますと、昨年の春、閉鎖されたようです。

3.   兵庫県のアンテナショップでは、私の生まれ故郷である但馬の名産品を見たり買ったりしておりましたが、淡路島の名産品が大量に置いてあり、つい買ったこともあります。
 皆様、淡路島のイメージとしては、瀬戸内海の島という感じで、海産物の名品を想像されませんか?もちろん、海産物も置いてありましたが、玉葱などの農産品も多くてびっくりした記憶があります。確かに、淡路島と言っても広さは但馬と変わらないでしょうから、島の中に入れば農作業が中心の生活になるのでしょうね。
 淡路島には、兵庫県人として一度は行ってみたいと考えておりました。神戸から「神戸淡路鳴門自動車道」を使って明石海峡を渡り徳島まで足を延ばすのですが、鳴門海峡を通過すると言えば、鳴門の渦潮は是非見たいと思っておりました。
 私は、何度も当コラムで紹介しております、武市半平太の子孫である武智先生の故郷、高知まで足を延ばしたいと何度も考えておりました。高知には若い時代、一度だけしか行ったことがなく、それも仕事で行ったために何も見る余裕がありませんでした。
 種々の報道によりますと「神戸淡路鳴門自動車道」を使って高知に行くのにそんなに不便ではないようです。

4.   実は、淡路島をよく知るためには良い機会と考え、司馬遼太郎著作「菜の花の沖」6巻を読みました。
 江戸時代の終わり頃、淡路島の庶民として生まれた高田屋嘉兵衛(函館までの海の航路を開拓し、函館市の生成に寄与した海の商人です)を主人公とする物語です。高田屋嘉兵衛が淡路島の生まれと聞いて読書意欲が掻き立てられたのですが、出生地である淡路島の「都志の浦」(「つしのうら」と読みます)を探すのに大変苦労しました。場所を地図で特定するだけでも大変でした(小説だから文句言えないよね)。
 淡路島を知ってもらうために「菜の花の沖」の4巻の最初の部分、1ページ目を紹介しましょう。
 「淡路の島々は、ちぬの海(大阪湾)をゆったりと塞ぐように横たわっている。北にむかうほど長く細く、逆に南へむかえば地がひろく、野がひろがり、水田が空の色を映している。北端の岩山は感覚として触角のように鋭い。わずか一里のむこうに本土の車馬の往来するのが見え、そのあいだを明石海峡の急流が流れており、本土に変化があればすぐさま響いてしまう。」 

5.   最後になりますが、淡路島の実際を知るためには、ゆっくり、旅をするしかないことが分かりました。
 そもそも、神戸から「神戸淡路鳴門自動車道」を使って明石海峡を渡り、徳島まで足を延ばすとということは変わりなくやってみたいのです。でも、このコラムを書いていてネットで調べてみると、淡路島は島全体が観光地と言っていいのではないでしょうか(つい私の故郷と比較してしまうのですが・・)。
 この自動車道は、淡路島の中心を走っております。ネットを調べる前は、南あわじ市で、世界最大の渦潮を見たいと考えていた程度でしたが、このコラムを書き終わるころには、もっとゆっくり、観光するべきであると、反省しております。観光スポットが、たくさんあることが分かったからです。

 

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