新宿の顧問弁護士なら弁護士法人岡本(岡本政明法律事務所)

当事務所では、上場企業(東証プライム)からベンチャー企業まで広範囲、かつ、様々な業種の顧問業務をメインとしつつ、様々な事件に対応しております。

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コラム - 所感カテゴリのエントリ

1.         地下鉄丸ノ内線「西新宿駅」は、毎月、一度は利用させてもらっておりますが、北側に出たことはありませんでした。
    南側は、東京医科大学病院、新宿アイランドタワー、東京都庁、ホテルなど仕事関係だけでなく、用事は多数あります。有名な施設が多数あり、降りて不満に思うことなどありません。私が新宿に来た頃の面影など残っていないと言えます。
   一方、北側は昔のままではないかと思い、今回、尋ねてみることにしました。
   そのきっかけは、新宿区の発行する情報誌「成子天神社」の紹介文です。
   「大正9年(1920年)、境内の小山に富士山の溶岩を使って築いた富士塚。江戸時代から庶民の間で富士信仰が盛んだった。」とあります。私は富士の山に憧れを持っております。
    さすがに富士山は見れないだろうが、それに関係する歴史的な遺構等が見られるのではないかと期待が高まりました。

2.     まだ暑い午後、西新宿駅の北側の歩道に出ました。
   何時も降りる青梅街道の北側です。やはり西側と比較して歩く人も多くありません。でもコンビニやホテルの建物など東京の街道筋として普通の状況でしょう。100メートルちょっとで成子天神社の入り口に着きました。標識が出ているのですぐ分かるのですが、驚いたことに、この参道の長さです。200メートル程 もあるのではないでしょうか?
   参道も広いです。しかも参道の脇に、料理屋さんまであるのです。いい気分で歩きました。神門をくぐると、弁財天など次々と神社があります。珍しいですね。やっと本殿に到着して、お参りしました。ところがまだ奥に北参道が続いているのです。奥には浅間神社がありました。浅間神社には富士山の神さまが祀られているとのことです。
   その手前が私の目的地“富士塚”です。「大正9年、富士山の溶岩が運ばれて作られた」と事前学習しておりましたので、大変な期待をもって登りました。
   入り口の表示に「標高12メートル」と書いてあり、がっくりしました(殊更、書かなくていいでしょう)。周りはマンションだらけで眺めはよくありません。山の「てっぺん」に立って、富士山の溶岩が固まってできている真ん中にいるのだと感傷に浸りました。

3.      帰り道は更に北側に出て「職安通り」にぶち当たりました。
   青梅街道よりも広いのですが、人も少なく何も見るものはありません。マンション群の真ん中という感じです。少し“うろうろ”しましたが喫茶店もなく、高層マンションに遮られて視界もききません。
   面白くもない、と元に戻ることにしました。
   ここで驚きました。高層マンション軍の中で迷子のようになりました(本当に高いマンションに囲まれて先が読めないのです)。
   とにかく西新宿方面に歩き出しましたが、外人の多いことに驚きました。それも南方方面の方のようで、この近くのマンションで生活されているのでしょうか?ブラブラされたり話をしていたりで、歩いておられない方が多く、驚きました。
   新宿の一等地に住んでおられるのですね?

4.      私は、古い神社やお寺が好きです。
   このコラムでも何度かお寺様を題材にさせていただきました。
   でも、今回の成子天神社の広さには驚きました。新宿の真ん中に、こんなに広い神社があることには驚きです。しかもお参りする参道に料理屋まであるのです。
   参道を挟むようにして道が出来ているのですが、その広さが余裕を感じさせます。
   富士山の謂れがあまり感じられないのは残念ですが・・。

5.      今回も、新宿の素晴らしさの紹介です。
   私自身、新宿にこんなところがあるのかと驚いた成子天神社の紹介です。

 

 

 

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1.       事務所の先生と当コラムの話をしていて、「当事務所の北側には、公園がたくさんありますよ」というアドバイスを受けました。
 地図を確認して驚きました。本当に沢山の公園があります。それも、戸山公園が二か所もあります。見ている地図の間違いだと思い、他の地図でも確認したのですが、やはり2か所に戸山公園と明示されています。
 地図によりますと、一つ目の戸山公園は、高田馬場駅の東側から南に、かなり大きな公園として明示され、もう一つの戸山公園は、東新宿駅の東側に、かなりの広さで明示されていました。
 東新宿駅のほうの戸山公園には、懐かしい箱根山の明示もありました。私が学生の頃ですから大昔になりますが、箱根山に登ったことがあり、早稲田大学を山から見下ろした記憶があります。
 懐かしい箱根山のほうの戸山公園は、東京メトロ副都心線「東新宿駅」の近くで、東新宿駅の近くには飲み会で何回も行っております。どうして長い間、箱根山を訪問しなかったのか?自分でも不思議に思いました。

2.       今回は、一つ目の戸山公園が高田馬場駅に近いので、高田馬場駅から歩いて行くことにしました。
 地図によりますと、東西に長いのですが、なんと500メートル程もあります。
 ビル群に囲まれた地所で、「緑の公園」とは少し違います。高層アパートに囲まれていることから、ゆっくりベンチに座ってという気分になりませんでした。地図によりますと都営住宅等、官公庁の高層ビルも囲んでいるようです。公園の開発が公的な機関によってなされたことが分かります。高層マンションの中庭という感じで、外に出たとき、一休みするのに最適です。マンションの居住者らしき人達が歩いておられましたが、ベンチに座っておられる人は、いらっしゃいませんでした。

3.       二つ目の戸山公園。
 これには感激しました。
 早く公園に入りたかったので、地下鉄東新宿駅から大久保通りに入って直ぐ、緑の見える左側に入りました。小学校・図書館等の公的高層ビルの先に公園がありました。
 広いですね。期待通りの緑の木々に囲まれて先まで見通せません。
 池もあり、高低差もあり、川や橋までありました。
 入園して少し歩くと箱根山の表示が出ていました。階段を一気に登りました。そこが箱根山で、観光客が記念写真を撮っておられました。周りを見ましたが、やはり遠くは高層ビルが邪魔をしていて昔の感慨に浸れませんでした。公園の周りは早稲田大学や学習院女子大学です。昔は早稲田大学の校内も見えていたはずです。それとも別の小山があったのかもしれません。
 箱根山の奥の眺めは最高でした。
 緑の木々は当然として、池や橋まであり、大がかりな公園だと感激しました。
 今回は時間の都合でゆっくりできませんでしたが、次回はベンチに座って、周りの緑を鑑賞します。

4.       私は木々の緑が大好きです。
 新宿御苑の「ハクモクレン」(御苑の案内書に紹介されています)も、何時も、足を止めて眺めています(新宿門口から入園して日本庭園の方向にあります)。
 私の住居の庭には、花みずき、もみの木、ライラック、山ぼうし等が植わっております。
 いろんな公園に足を運んでおりますが、最近は、高い木々を紹介した図鑑を眺めるのも好きです。
 イチョウ、クスノキ、ケヤキは分かりやすいですね。
 私の事務所の前の通り、新宿通りには道路に面して木々が植わっております。毎日、通っておりますと当たり前のようになってしまい、木々の鑑賞に欠けていたことについて、反省しております。

5.        今回は、木々の話で終わってしまいました。
 でも、このコラムを書いていて、本当に楽しかったです。

 

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1.    今回、大学生時代に一度だけ行ったことのある清水谷公園を訪問しました(なんと60年前です)。
弁護士になった頃、清水谷公園に近い四谷駅の傍の事務所に通っておりましたが、清水谷公園を訪問したことはありませんでした。当時は、学生時代から遠ざかっていたかったのですね。
大学に入って暫くした頃のことですが、大学紛争の集会があると言われて、バスに乗せられ、清水谷公園に着きました。何百人という学生が集まりアジ演説を行っていました。当時、学生運動は多くの派閥に分派した時代で、演説マイクの取り合いのような場面もあり、何も知らない私には、いい印象はありませんでした。
こんな事情から、清水谷公園に行くことはなかったのですね。
半世紀も経過してから訪問するなんて変なことですが、名前だけは記憶しておりましたし、四谷に通っている頃、一度は訪ねてみたいなと思っておりました。

2.    今回、四谷駅から歩いて行くことにしました。
相当昔になりますが、ホテルニューオータニで会食会が行われるというので、四谷駅から歩いたことがあります。清水谷公園は、ホテルニューオータニの傍ですから、今回も周辺の景色を味わいながら行って見ることにしました。
四谷駅を降りるとすぐ、上智大学が見える場所の堤防のような高い道を歩きました。右側はJRの鉄道が見下ろせました。左側は上智大学の学舎です。
50メートル位高いのでしょうね。サッカーグランドや庭球場が見下ろせ、運動する人たちが小さく見える程ですから相当遠くまで見渡せます。左側は延々と上智大学の学舎が続き、その巨大さに驚きました。
高い堤防道が終わり、紀尾井坂の道に入りました。
ホテルニューオータニの入り口を横目で見ながら、かなり続く下り坂をおりました。上り坂なら諦めて中止する位に急でした。
江戸城防衛のため設けられた坂道と解説があり、紀伊徳川家、尾張徳川家、井伊家の屋敷があったことから、その頭文字を取って「紀尾井坂」と呼ばれるようになったという案内板が出ておりました。紀尾井坂の名前は何回も聞いておりましたが、ほんのちょっとの距離しかないので驚きました。
坂道が終わったところを右側に折れ、100メートルちょっとで清水谷公園に着きました。

3.    清水谷公園の記憶は、実際と全く違っておりました。
先ず何百人も集まる場所がありません。
当時の記憶では、道路に面して広場があり、演説会場となっておりました。何百人もの学生の小競り合いがあった場所がないのです。狭い広場はありますが、直ぐに上り坂になり、小山のようになっておりました。数十年経過しているのですから仕方のないことです。
今回、見学した清水谷公園は小さな公園ですが、小山のようになっており、木々に囲まれ素晴らしい庭でした。入って直ぐ小山のような坂道に入りますが、奥行きもそれほどありません。大久保利通暗殺哀悼碑が建てられており、説明碑がありました。
多くの人が憩いを求めて休んでおられるなら、その印象も変わったのでしょうが、叔父さんが一人ベンチに座っておられるだけでした。
そもそも都心一等地にあるのですから、皆さんもっと利用してほしいですね。

4.    帰り道は、そのまま赤坂見附に出ることにしました。
紀尾井町通りというようですが、高級マンションが立ち並んでおりました。その建物の中には、名の知れた料亭が幾つかあることに驚きました。
赤坂見附の傍の弁慶橋は良かったですね。お堀のように見えますが、かなり見ていて飽きませんでした。
この付近も誰かと一緒に来たいですが、遊び場所は有名な飲食店になってしまうでしょうね。それだけでは観光場所にはなりません。

5.    今回は、四谷駅の直ぐ傍ということで、本当に懐かしい思いで歩き回ることができました。
特に四谷駅の堤防は特筆すべきものだと思います。

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1.    これまで、当コラムで何度か「荒木町」の名前を出しておりますが、実は、一度も行ったことのない場所でした。当事務所の隣の駅「四谷三丁目」駅の東側で、歩いても10分ちょっとの距離なのにです。
ずいぶん昔から、荒木町の飯屋の話が何度も出ましたが、その都度、残念な気持ちでおりました。
近くに事務所を構えておられる先輩弁護士に「荒木町で食事をしたい」とお願いをしたこともあるのですが、「たいした場所じゃないよ」と相手にされませんでした。
今回、地図で調べて見に行きました。 
荒木町は「新宿通り」と「靖国通り」に挟まれた狭い地域で、四谷三丁目駅を出たすぐ傍にあるのです。西側が「外苑東通り」で、東側が「津の守坂通り」に挟まれた狭い場所です。

2.     行って本当に驚きました。
なんと駅の高架の下にある狭い食堂のような店が、長い道路に軒を連ねて営業しているのです。肉料理から魚料理の看板も出ているのですが、それも「飲み屋」さんのような店が多く、仕事帰りに一杯飲んで帰ろうというような店が多いのです。気楽に入れる感じの店が大半で、どうして一度も来なかったのか不思議です。
でも四ツ谷三丁目は有名な繫華街でもないし、大きな会社もありません。こんなに多くの飲食店のお客さんは何処からいらっしゃるのでしょうか?
東京中から集まるとしか考えようがないですね。

3.     今回、荒木町を紹介した新宿情報誌から引用します。
「荒木町・石畳の道
車力門通りから横へ入ると出会う石畳の路地。明治時代の花街の面影を残す石畳の道が現在も残っています。周辺には老舗の料亭や、飲み歩きができる飲食店などが立ち並び、懐かしい風情を感じます。」 
確かに、一歩裏道に入ると料亭のような店もありました。

4.     先ず金丸稲荷神社を探しました。
地図で見当をつけて、連なる飲食店の左側の道に入りやっと見つけました。
小さな神社でした。お参りをしようと入り口の階段に向かったところ多くの人がお参りしようと待っておりました。効能を調べて来た訳でもなかったので諦めて
、次の目的地「策の池」(策を「むち」と読むそうです)を探しました。
「策の池」
「津の守弁財天にある池。
徳川家康が、策を洗った井戸水が瀧となり、池に注いだことで策の池と呼ばれるようになりました。荒木町の人々の憩いの場となりました。」
「策」の意味が分からないので辞書で調べましたが、どうも「杖」のようです。
道路は、建物に囲まれて狭く、くねくねと曲がり、探すのに大変苦労しました。確かに石畳の道で、坂も数メートルで「登り・下り」を繰り返します。しかし、とても観光地とは言えません。
やっと見つけました。小さな池と神社です。写真を撮っている方々が先客でいらっしゃり、横から1メートルほど登って池に辿り着きました。10メートル程度の幅の池ですが、趣きはありました。
 疲れたせいか?絶賛するほどではないと思っていたところ、池の左側に満開の桜が迎えてくれました。まだ桜が咲いているのも珍しい時期でしたので感激しました。

5.    帰るのも大変でした。
当をつけて大きな道を探したところ、なんと事務所と反対側の「津の守坂通り」に出ました。この道は、大きな道ですから開放感が一杯でした。
新宿通りに出て、歩いて帰りました。
荒木町は、現在の社会状況では珍しい町と言っていいでしょう。
こんなに狭くて飲食店が溢れていて、よく現在も生き残っていると驚きました。
早く来れば良かったというのが感想です。念のため申し上げておきますが、通りを横にそれると、高級料理を出す雰囲気の店もちらほらありました。
 事務所の皆さんと来たいですが、一度下見に来ないと分かりません。

6.     これまで四谷近辺の見てみたい所を、数か所紹介しました。
どの場所も行って面白かったです。見る価値があったと思いました。

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 1.     前回、お約束していた残り4つの資料館の紹介です。

   当事務所から徒歩で一番遠い「釣り文化資料館」は、靖国通りの直ぐ近くです。そんなに大きな建物ではありませんが、入り口を入ると、釣り道具が大量に展示されていました。子供の頃、釣りも趣味の一つでしたから、懐かしく見学させていただきました。
 釣り竿を見ていたら、女性が説明しますよと近寄って来られました。ガラスケースに収められた針や浮き道具の説明の後、釣りに関係した本を勧められました。
 本を勧められるとは驚きです。結局、開高健作「フイッシュオン」という本を購入しました。
 この本は開高健氏の釣り体験を本にしたものです。
 珍しいので、この本の裏に記載された紹介文を書いておきます。
 「アラスカの荒野の川での豪壮なキング・サーモンとの戦いを手始めに、世界各地の海と川と湖に糸を垂れた釣師・開高健の世界釣り歩き。その絶妙な語り口は、魚を語り、道具や技術を追求し、酒、料理、女に話が及んでも、おのずと魚釣りの話に収束し、そのまま現代文明への鋭い批評ともなる。」
 魚釣りが好きな人にはたまらない施設でしょうね。

2.     博物館と言われながら、その狭さに驚いたのが「キムチ博物館」ですね。「釣り文化資料館」と反対側の新宿通りに面した店でした。
 キムチを販売する店のようで、博物館と言われると「大げさな」と批判的な気持ちになってしまいます。大通りに面していますので、キムチの販売が主な業務なのでしょうね。
 入ると本当にキムチの臭いがしてきます。種々のキムチが並んでおりました。キムチ製造の道具類も展示されており、韓国の生活を想像しました。
 ここでも売り場の女性が直ぐに寄って来られ、何をお求めかと質問され、嫌になりました。こんな訳で、一階だけ見て、二階はスルーさせていただきました。二階は、食堂にもなっているようでしたが、食事をした後でしたので興味が出ませんでした。

3.     「東京おもちゃ美術館」は新宿通りから200m程度入ったところにありました。建物の前が、ちょっとした広場になっており、これまで見学した狭くて小さな施設と違い、気持ちが落ち着く施設でした。でも子供の送り迎えでしょうか、自転車を引いたお母さん方が多くいらっしゃり、入苑受付に到達するのに苦労しました。
 入園しようとして受付に行ったところ、窓口料金1000円以上を支払う必要があると聞いてびっくりしました。子供を入苑させるために来た訳でもありませんので、受付女性にパンフレットをお願いして終りにしました。何を見るかが定まっていないので仕方のないことだったと思っております。
 パンフレットによりますと、一階は、あかちゃん専用の施設のようで、無垢の国産スギ材をふんだんに使用した部屋だそうです。二階は企画展示室のようで、ミュージアム展示室や企画展示室があるそうです。3階はおもちゃ工房やゲームの部屋等があるそうです。
 
目的が「見学だけ」なのですから、入苑すると邪魔になるだけだと分かり、安心しました。

4.     「美術愛住館」は二度も行きましたが、丁度閉館中でした。
 ネットで調べてみますと、個人の方の創意工夫による絵画館のようでしたから仕方のないことでしょう。
 
 作家であり経済評論家である堺屋太一氏と、その妻である洋画家の池口史子氏が、自宅を改装して美術館として開館されたそうです。池口史子氏の油彩画が飾られているようです。
 
個人で美術館を常時開館するのは大変なのでしょうね。
 再度、機会があったら立ち寄らせていただきます。

5.     これまで紹介させていただいたところ以外にも、四谷近辺で行って見たいところはたくさんあります。
30年以上も昔になりますが、四谷で弁護士をしていた時期もありましたから、四谷には「思入れ」があります。特に、新宿通りを皇居のお堀にぶち当たるまで歩いてみたいと思います。
30年以上も思い続けてきた遊びです。

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1.     新宿区作成の新宿観光マップ「四谷」版を入手しました。
当事務所のすぐ隣になる「四谷三丁目駅」の地図を見ていて驚きました。そこには
「消防博物館」、「キムチ博物館」、「美術愛住館」、「東京おもちゃ美術館」、「釣り文化資料館」と五つもの資料館がならんでいるではありませんか。
 皆さん、四谷三丁目駅の西隣に、こんなに沢山の博物館があるなんて驚かれませんか?
 前々回、紹介した新宿歴史博物館は、四谷駅と地下鉄丸の内線四谷三丁目駅の間にあり、今回紹介したい上記博物館は四谷三丁目駅の反対側(西側)、私の事務所の新宿寄りにあるだけで、直ぐ傍なのです。大変な見落としをしていたとビックリしました。

2.     消防博物館だけは歴史博物館の訪問の際、玄関口を通る時に、覗いて見たことがあります。
 地下一階に、消防車が何台も陳列されていて、ゆっくり見に来ようと思っていました。四谷三丁目駅を出た角にあるのですから便利この上もない配置です。
 そして消防博物館から500メートルもない位置に「キムチ博物館」、「美術愛住館」、「東京おもちゃ美術館」、「釣り文化資料館」があるのです。
 今回及び次回は、私の事務所の前の通り「新宿通り」と数百メートル程度しか離れていない「靖国通り」に挟まれた場所にある5つの博物館の紹介です。

3.     最初に、消防博物館を紹介しましょう。
 立派な博物館です。10階まである建物が博物館として利用されているのですから驚きです(昔、入り口から覗いただけで見ていたつもりになっていた自分に反省です)。
 今回、窓口の案内受付で、資料を頂き、説明を受けました。
 エレベーターで10階に上がり、歩きで各階に降りながら鑑賞することにしました。
 10階は窓が広く設定されされており、新宿駅の向こう側まで見渡せました。素晴らしい眺めに家族連れが場所を動かず、私はその後ろ側から見物しましたが、四谷でも、10階なら素晴らしい展望になるのですね。
 8階及び7階は事務所でした。
 6階の企画展示室は、過去の「大火事件」の「あり様」が展示されておりました。興味津々と言うと申し訳ないのですが、見せていただきました。
 5階は、江戸時代の消火設備や大火事件等が展示・説明されておりました。この階の外側にヘリコプター発着場があるとの説明書がありましたので、「見せてください」とお願いしましたが、断られました。緊急時の設備ですが、多少見学に対応する工夫も必要ではないでしょうか。
 4階及び3階は、近代及び現代の消防の「あり方」や、消防関係の資料等が多数陳列されており、消防関係の勉強を十分にしたと思います(災害に直面する前の準備ですが・・、出来るかな)。
 2階は消防署の事務施設で入れませんでした。
 1階及び地下1階が入り口から覗き見た場所です。
 中に入って驚きました。地下1階には赤色の大きな消防自動車が数台も止められていて、迫力満点です。ベンツやトヨタなど有名なメーカーの説明もあります。真っ赤な梯子付き消防車は大きくて、数台止まっていると凄い迫力です。
 圧倒された気持ちになって、入り口直ぐ傍にある受付の方と多少会話しました。

4.     いい勉強になりましたね。私は消防署の方の昔の制服が凄く気に入りました。子供の見学者のための「おもちゃ」もあり、お土産になりますね。
 災害予防、特に火事に対する心構えと準備の必要性を教えていただき、ありがとうございました。
 今回は、消防署の広報誌のようなコラムになりましたが、いい経験になったと思っております。
 次回は、「釣り文化資料館」、「東京おもちゃ美術館」、「キムチ博物館」等のご紹介になります。

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1.      前回の新宿歴史博物館の紹介の最後に、次回は「お岩稲荷さんを詣でたい」と書きました。

当時、須賀神社の場所の地図を見ていて、直ぐ近くの場所に「田宮稲荷(お岩稲荷)」と記載があることに気づきました。「この記載は何だろう」と不思議に思い、「お岩幽霊と関係があるのかな?」と思った程度でしかなかったのです。
その記載からは、あの有名な幽霊「お岩さん」を祭る神社とは想像ができませんでした。
新宿区の発行する観光案内書でも、お岩稲荷さんの紹介はありません。四谷区民ホールにも数えきれないほど行っておりますが、それらしい情報に接したことはありませんでした。
このような状況ですから、これまで四谷怪談の情報は目に入ってきませんでした。

2.      大分昔のことになりますが、歌舞伎で「東海道四谷怪談」が演じられ、私の記憶に鮮明に残っております。

主人公であるお岩さんという女性は、顔面の半分ほどが醜く腫れあがっており、そのお岩さんが、いろんな事件を起こすという怪談話でした。お岩さんの顔だけが鮮明に記憶に残っております。
この怪談話が、この四谷の神社である、この場所で起きたということになっているのですから驚きました。その話の主人公についても、ネットに詳細に書かれておりました。昔の話を思い出しながら、楽しく読ませていただきました。

3.      そこで、早速、お岩さんを祭った田宮稲荷さんと陽運寺(それぞれにお岩さんが祀られている)を訪問させていただきました。そこで意表を突かれた複雑な気持ちになりました。

あれだけ世間を騒がせたお稲荷さんにしては驚くほど小さな神社とお寺なのです。神社とお寺の場所を探すのも大変でした。車が通れないほど狭い道をやっと見つけて辿り着きましたが、狭いお寺と向かいに小さな神社が建っているだけです。ネットでは見物客が多いというように書かれておりましたが、見物客は私一人だけでした(通行人がいる程度です)。

随分期待して見物に行ったものですから、「期待外れ」でがっくりしました。
前回、紹介した須賀神社と比較せざるをえません。確かに須賀神社は参道も広く、建物も豪華で立派でした。参道も高低差があり、お参りをしているとの実感がありました。

でも新宿区も、お寺や神社の関係者の方も、もっと工夫をした宣伝ができるはずです。須賀神社は一目で観光客とわかる人々でごった返していました。観光案内のような人もいましたから、売り込み方の違いと言わざるをえないでしょう。

4.      新宿のこの地に居ついて随分になります。

昔は仕事も忙しかったし、町のあり方について関心を持つほどでもありませんでした。
でも最近このコラムを書いていて、良い場所に事務所を構えたなと満足しております。少し歩けば新宿の繁華街に達します(ただ歌舞伎町は物騒ですから気を付けないと・・)。
そもそも町が変わったなと感じることは超高層ビルの増加です。
新宿区役所の皆さんの努力のおかげでしょうか。公園も、かなり増えました。
昔、お尋ねした裁判所関係の宿舎も、さくら公園に変わりました。週に何回も通り過ぎる花園公園も心をなごませてくれます(桜の木が凄かったのですが、手入れ中で、様変わりしそうです)。そもそも新宿御苑の木々は何時でも見ることができます。それだけでなく木々の下を歩くことも容易です。
今日は、昼食に四谷区役所区民センターの9階にあるモスバーガーに行ってきました。
ハンバーガーを食べながら新宿御苑の木々の色づくさまを堪能してきました。眼下にうっそうとした森のかたまりが一杯に広がっています。遠くには渋谷のビル街も見られます。森とビルの重なりが素晴らしいのです。

5.      季節の変わり目です。

黄色く色づいた木々や、茶色の葉っぱと重なる緑の雲海を見られる絶好の毎日です。

 

何度も繰り返しておりますが、是非新宿御苑に足をお運びください。そして当事務所にお立ち寄りください。 
 
 
 

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1.     新宿歴史博物館は、四谷駅と地下鉄丸の内線四谷三丁目駅の間にあります。今回、地図を頼りに、地下鉄四谷三丁目駅から歩いて行きました。私の事務所近接の駅「新宿御苑前駅」の隣の駅なのですが、あんまり降りたことはありません。でも四谷三丁目駅を降りて歩いてみると、見たいところがどんどん出てきます。
 先ず私の友人の法律事務所が駅の傍です。長い付き合いですが、最近お会いしていないので、懐かしくて訪問しました。新宿通りに面したビルですが、留守にされており、本当に残念でした。
 前々から、一度行って見たいと思っていたところが、駅を降りたすぐ傍、食事の店が立ち並ぶという荒木町です。最近はあまり聞きませんが、少し前までは荒木町の飲食店通りがよく話題になりました。昔から、是非寄りたかった地区だったのですが、今回、お腹が空いていないこともあり、見送りました。
 四谷では有名な須賀神社も途中ですが、ちょっと遠そうなので、後日、再度行くことにして止めました。須賀神社はこの地域の名前になっているほど(須賀町)有名です。

2.     新宿歴史博物館までは、入る道路を間違えたため、少し迷いました。着いてから地図を見ましたが、なんで迷ったのか不思議でした。新宿通りから靖国通りに向かって、少し開けた道があります。しかも石畳道路なのですから迷うほうがおかしいとも思いました。
 でもネットには分かりにくいという評価も出ておりました。確かに博物館というような皆の訪問する公共施設が設けられる立地条件ではないです。一般の民家が立ち並ぶ住宅地域のため、分かりにくいのですね。
 少し離れたところから見ると、建物も博物館という感じではなく、3階建ての事務所ビルの感じです。近くなって初めて、やっと博物館に着いたと感じました。地下一階にある中庭が絶景なのですが、建物の外側から見ると一般住宅の中庭という感じで、建物の中から見る風景とまるで別物です。

3.     入場料を払って入館し、展示物を見て驚きました。入ってすぐのところに、数十年前、私の育った実家と全く同じような建物が建てられていたのです。
 古い瓦葺き屋根や柱、壁の材木等、昔を思い出すのに十分な古さのある建物でした。私の家では蔵も据え付けられておりましたが、規模は小さくても雰囲気が似ているのです。中を覗きますと、私の実家の昔と似た雰囲気の畳やタンス等が置かれています。「あんな居間で生活していたよな」と感慨にふけりました。
 つまり新宿歴史博物館は昭和の初めの様相を復元しているのですね。 かなりの時間、家の中を覗いていたように思います。著名な作家の紹介よりは、私の気持ちに寄り添う展示物でした。
 夏目漱石等の有名な方たちの鑑賞も適当になった感じがします。当然、昔、町の中を走っていた電車の据え付けにも関心が行きませんでした。
 特別費用として支払った展示物も完全に忘れてしまっており、紹介できません。

4.     地下におりると驚きました。地下の中庭は絶景です。
 私は、その庭で遊ぶ猫を見て大喜びしました。本当に可愛いのです。見ているだけでは不満になり、庭に出て行くためにドアを開けようとしました。ところが人に懐いていない猫なのでしょうか?直ぐに逃げて行ってしまったのです。残念でした。
 博物館から帰る際、猫の逃げた坂を見に行ったところ、小さな住宅の並ぶ街並みに驚きました。公共施設なのですから、もっと良い場所を選ぶべきなのでしょう。

5.     違う日ですが、コラムを書くため須賀神社にも行ってきました。
 新宿通りから、中央線信濃町駅方面にかなり入らないと行けません。普通の住宅街をかなり歩きました。須賀神社の案内版がないと諦めてしまう位の距離です。
 着いて驚きました。大きな神社が普通の住宅街(四谷のど真ん中と言ってもいいのですが)に鎮座しているのです。参拝者がかなり多かったのですが、外国人の観光客の多さにも驚きました。普通の街中のように考えておりましたが、著名な観光地なのですね。坂にある石段に観光客の方が多く群がっておられ、占拠のような状況になっており、通るのに苦労しました。
 四谷の街中に観光場所があることに驚きましたが、もう一度、ゆっくり参拝したいと思います。その際には、近くにあるお岩稲荷さんにも詣でたいと思います。

 

 



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内藤新宿の太宗寺

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所感

1.     今回は、当事務所の近くにある「太宗寺」というお寺を紹介させていただきたいと思います。

実は、当コラムで、何度も「太宗寺」に登場していただきながら、本当に不十分な紹介に終わっていました。そもそも、太宗寺は、当事務所の近くにあり、30数年前から何度も訪問させていただき、相当に慣れ親しんだ場所でした。「あって当たり前」のような気持ちから、きちんとした紹介ができていなかったのですね。
申し訳ない気持ちで一杯です。

2.     太宗寺を訪問されると、その庭の広さに驚かれるでしょう。

新宿の一等地に占める、これだけの広さは、お寺にしては勿体ないという気持ちを持たれるかもしれません。
私の大学時代の友人で作家を業とする者から、“太宗寺を見たいので案内してほしい”という希望があって、お寺まで案内したことがあります。彼は、長い時間、入り口に入ってすぐ立ち尽くしておりました。その後、彼はすぐ近くの天龍寺も見たいとお願いしてきたため、一緒に新宿駅の隣に位置する高島屋の近くの天龍寺にも行きました。私は、お寺に関心もなく、天龍寺に行ったこともなかったのですが、二つのお寺は、きっと有名なのでしょうね。
天龍寺も庭の広さはすごかったし、落ち着いた雰囲気でした。でも、太宗寺の庭を飾る地蔵菩薩像、奪衣婆像等を思い出すと、やはり“太宗寺は凄いな”と思いました。 

3.     太宗寺は新宿2丁目にあります。

私は、新宿2丁目という場所に多少の偏見があるのでしょうか?
大昔の学生時代には酒を飲みによく来ましたが、大学のあったお茶の水と違い、ちょっとした冒険に来たような感じでした。柄も悪く、暴力沙汰になったこともあります。下品な言葉を使って申し訳ないのですが「おかまの町」という認識でした。江戸時代、宿場町として開発されたことから、そのような場所であったことは認識しておりました。四谷大木戸として紹介のされている石碑も何度も見てきましたから、二丁目の意味はよく分かっておりました。でも、最近は、散歩をしていても普通の町という感じで、昔のような変な場所という感覚はありませんでした。
今回、コラムを書くにあたり、ネットで新宿二丁目と引いて認識不足であることが分かりました。なんと、アジア最大の「ゲイタウン」として紹介されているではありませんか。確かに歩いてみると変な商品を扱っている店がありました。ゲイショップというようです。数人の男の子が騒いでいるのも見ました。店に入ったりして、腰を据えて観察すればいいのでしょうが、私にはできません。
太宗寺の紹介に戻りたいと思います。

4.     お寺に入ってすぐ右側に大きな「地蔵像」が建てられています。

見上げるような形の銅造りの「お地蔵様」です。赤いエプロンを着けていて威厳がありますので、つい拝んでしまいます。
正式には「銅造地蔵菩薩坐像」と言うそうです。背景のマンションの赤茶けた色と違和感がないのが不思議です。江戸時代に建てられたものだそうで、「江戸六地蔵」の一つと言われていると勉強しました。品川区にある「品川寺」、台東区にある「東禅寺」等の六ケ所にあるそうです。江東区の「霊厳寺」には行って、見てみたいです。
菩薩坐像の後ろを振り返りますと、お寺や銅像等が建っているのが見えます。
最近、お参りに行ったのですが、昔居た猫がいないのでショックを受けました。以前は、猫が寝転んでいたり、歩き回ったりしていました。入苑する私に顔を向けてくれ、嬉しかったものです。私は出迎えてくれる猫達と一緒にベンチに座って庭を見つめているのが大好きでした。そう言えば座るベンチもありません。
行政の指導によるものでしょうか?嫌な方針転換ですね。

5.     今回、お寺の受付に行って、太宗寺の案内書をいただきました。

菩薩坐像の他に、奪衣婆像、閻魔像等の名前を知りました。ところが私の好きな塩かけ地蔵の案内には驚きました。
紹介しますが、短いです。「願掛けの返礼に塩をかける珍しい風習のある地蔵尊です。造立年代や由来については、はっきりしません。」とあるのです。びっくりしました。長い年月、何も知らないで拝んでいたのですが、それでよかったのですね。
このお地蔵さまは体中だけでなく、頭まで塩をかぶされ、全てが銀色に輝いでいます。私と同じくらいの大きさの地蔵様なのですが、見ていると気持ちがいいのです。
塩かけ地蔵を見て帰るというのが決まりでした。

6.     今回は、直ぐ近くにある太宗寺の紹介ですが、何かすっきりした気持ちになりました。

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1.     今回も新宿にある著名な施設を紹介させていただきます。
前回、紹介した「新宿御苑」から歩いて、ほぼ10分程度の場所にある新宿駅に付属した「バスターミナル新宿」です。
この施設を知ったのも、前回の新宿御苑にある旧御陵亭・台湾閣を知ったきっかけと同じく、古本屋さんで小説「バスクル新宿」(著者・大崎梢)という本に出合ったからです。
この本は、バス発着場での人々のめぐり逢いを描いた著作です。バス発着場という偶然に出会う人々の刹那の交友が切り取られ、それを物語にするという考えられない作品です。
非常に面白かったのですが、「バスタ新宿」という本小説の舞台に魅了されました。私は、そのような有名な施設が、私の傍にあることすら知りませんでした。早速見物に行きましたが、確かにすごい場所でした。

2.       「バスタ新宿」は、2016年、新宿駅の周りに点在していた高速バス乗り場19か所を一か所に纏めたものとして建設されたそうです。
一日最大1625便、バスの向かう先は39都道府県・300都市というのですから、新宿発のバスが日本の大方の場所を走っていることになります。「バスタ新宿」のバス停車場は15か所と聞きましたので、見に行ったのですが、発着場は広すぎて確認のしようがありません。
そもそも「バスタ新宿」に行き着くまでに相当苦労しました。
一度目は新宿駅の正門である中央口を出て南に歩いて行ったのですが、「バスタ新宿」の建物に行き着きませんでした。「バスタ新宿」は甲州街道に面して建っているのですから、新宿駅中央口からは2階と同じことになるのですね。
2回目は、事務所から歩いていきました。高島屋の手前「ミライナタワー」に邪魔されて、どこから「バスタ新宿」に入ればいいのか?困りました。皆様!ネットの紹介記事にありますように新宿駅の南口から行くのが一番分かりやすいのです。

3.     建物の内部は本当に広い!
3階と4階がバスの発着場になります。
見学に行った時には、5台ほどバスがいたと思います。しかし広すぎて「ただ車が止まっている」というような感覚しかなかったです。
バス乗降客のベンチは、かなり置かれているのですが、あまり座っている人はいませんでした。出発する方のベンチには多少座っている人はいましたが、少数で違和感があったほどです。
4階の待合室に入って驚きました。かなり広くて、多くのベンチが設置されていました。この待合室を利用する人が多いのですね。小説では、このような描写がなく、単にベンチとの表現が多かったので戸惑いました。私も座ってみたのですが、座るとかなりの広さの待合室だと感じられました。
土産物売り場等があって乗客に配慮した待合室です。

4.     小説「バスクル新宿」(著者・大崎梢)の紹介もしましょう。
私は、第一話「バスターミナルでコーヒーを」が好きです。
山形から新宿までのバスの旅の話です。
バスに乗り合っただけの人達ですから面識がないのは当然です。しかし、乗車席にどんな人が座っているかは自然に気を配るものだと思います。私でもそうですから皆様も同じでしょう。新宿に行く途中のサービスエリアで乗降する人達の中で戻っていない人が出れば気になるはずです。置き去りにしたのではないか?と思いますよね。バスの中の空いた席の状況から気にしてしまうでしょう。
このような状況を小説の題材にしているのです。本当に事件とも言えない平凡な生活の断面を題材にしているのです。読んでいるときには、それなりに面白かったのですが、このように書いていますと「なんと平凡な話だ」と驚いています。面白い小説を書くというのは大変なことなんですね。

5.     最後になりましたが、バスタ新宿に是非一度行ってみてください。
私も三度目の訪問をしたいと思います。感じ方に変化があったらショックですね。

 

 

 

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