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  	<title>コラム</title> 
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  	<description>新宿の顧問弁護士なら弁護士法人岡本（岡本政明法律事務所）-Giving our maximum endeavor in fulfilling client expectations</description> 
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  	<title>日本にある「赤ちゃんポスト」は一カ所（民法の特別養子縁組制度）</title> 
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  	<dc:date>2019-02-20T11:00:00+09:00</dc:date> 
  	<dc:creator>okamoto-law-office.com</dc:creator> 
  	<description>1.&amp;nbsp;&amp;nbsp; 　昭和62年、民法817条の2以下において「特別養子縁組の制度」が設けられてから、今回、始めて、赤ちゃんに対する育児放棄や嬰児殺しの実態について、本当の勉強をしました。
　もちろん、当時の立法経緯も知ってはおりましたが、30年以上も経過して「赤ちゃんポスト」がいまだに全国で熊本の一カ所しかないのです。その唯一の「赤ちゃんポスト」の運営に対して、国や児童相談所の応援もなく（寧ろ足を引っ張るほうです）、孤立した戦いを強いられている現状について始めて知りました。
　このような現状打破を目指すシンポジウムが、先週土曜日（平成31年2月9日）、中野サンプラザで開かれました。
　築地市場の事件等に際し、たくさん勉強させていただいている弁護士安福先生より、今回のシンポジウムの連絡をいただきました。そして、日本で最初の赤ちゃんポストを作られた慈恵病院の院長蓮田太二先生の著作「ゆりかごにそっと」なる本も送っていただきました。事前に相当勉強をしたことになります。でも勉強家の安福先生とのお付き合いからは、当然の準備です。
　そもそも安福先生とは、東京地方裁判所の破産部に係属する難事件等に関し、裁判官の方々が、その方向性を検討される会議に一緒に参加させていただく機会もありました。弁護士のやりがいを贅沢に味わわせていただいている先生です。これくらいの準備ではまだまだ不十分であり、先生には着いていけないでしょう。
2.&amp;nbsp;&amp;nbsp; 　シンポジウムは盛大に開催され驚きました。若い方は寧ろ少なく、女性の出席者が多いのに驚きました。
　司会は安福先生がされましたが、熊本で、日本唯一の「赤ちゃんポスト」の創設者である蓮田太二先生の講演をお聞きし、感激しました。蓮田先生は、慈恵病院の医師として活躍されながら、11年も前に、&amp;ldquo;生まれ出ずる命のすべてに幸せを&amp;rdquo;の願いを込めて「赤ちゃんポスト」を作られたのです。
　蓮田先生は、赤ちゃんポストを「こうのとりのゆりかご」と名付けられています。シンポジウムでは、赤ちゃんポストの入口やベッドの写真を見せていただきました。この写真から伝わる気配りは感動ものです。
　蓮田先生の静かな語り口と、燃える安福先生の司会とを合わせると絶妙のコンビになります（安福先生、ゴメンなさい）。
3.&amp;nbsp;&amp;nbsp; 　今回のシンポジウムでは、愛知県方式と言われる「特別養子縁組制度」を工夫された矢満田篤二さんも発言されました。
　矢満田さんは84歳ですが、愛知県から、このシンポジウムのために上京されたのです。矢満田さんは、愛知県庁の児童家庭課に勤務されてから、遺棄される嬰児に多大の関心を寄せられてきました。保護責任者遺棄罪幇助の罪に問われることを知りながら、遺棄された嬰児のために奮闘されました。そして遺棄された赤ちゃんを乳児院に保護することなく、児童相談所が、直接、養子縁組希望の里親家庭に里子として委託し、家庭裁判所から養子縁組が認容されるという実績を残されておられます。
　そもそも児童相談所が介入すると嬰児の幸せでなく実親に対する責任追及が最重要視されるようです。「特別養子縁組制度」ができてからも、嬰児が成長してからの「実親に関しての知る権利」を重要視して、子供の養育という最大命題を軽視しているのではないかとの批判もなされました。批判の根本には、先ず嬰児の幸せのために「養育親を探す」という発想がないことにあります。
　矢満田さんの最大の目玉は、「赤ちゃん安全保護法」の創設を言われているところにあると勝手に解釈しております。
4.&amp;nbsp;&amp;nbsp; 　日本は先進国と言われていますが、「赤ちゃんポスト」が一カ所では、諸外国と比較しなくても情けない。
　今回のシンポジウムでは「こうのとりゆりかご基金」に対する税金面に対する怒りも知りました。更に、特別養子縁組制度に対する弊害として、熊本の児童相談所の消極的な活動もあげられました。嬰児に害を及ぼす思考回路に怒りを覚えます。役人としての官僚主義的な対応が、捨てられた子供の幸せに通じないという実態を強く知りました。児童相談所の対応が決して子供の幸せに通じないのは、嬰児の感受性が3歳までに構築されるということを知ることが大切です。
　蓮田先生の「ゆりかごにそっと」は、上記の事実に関して、実体験でしか書けないことが書かれています。
　「どの子も愛に包まれ育つ権利がある」のですね。
&amp;nbsp;
5.&amp;nbsp;&amp;nbsp; 　最近、毎日のように新聞報道される父親の幼児虐待事件によって、児童相談所の在り方が問題になっております。特別養子縁組制度に対する不適切対応も、同時に検討できるのではないでしょうか。
　児童相談所を再構築する良い機会になると判断します。児童相談所の在り方に関する方向性について、これをチャンスとしてほしいのですが、歴史的な経緯をみておりますと無理なんでしょうね。しかし、近時の新聞報道では、弁護士や医師等外部の人間を児童相談所に配置するという厚労省の見解も出されております。
　官僚主義打破のために、外からの相当なプレッシャーがかけられる良い機会であると捉えていただきたいと思います。
　皆さん、蓮田先生の「ゆりかごにそっと」を読んでいただけるでしょうか。</description> 
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